12月
9
2014
ある夜のすごく怖かった話。
Author: user幽霊とかではありません。
うちのねこが…ねこが…ネズミを咥えてやってきやがったのです!!
その事件は、1日仕事をしてきて疲れていた私が、
居間でのんびりしているときに起きたのです。
いつもそばにいるねこが、今日は見当らないなぁとは思っていたのですが、
音もなく近づいてきたときは、?と思いました。
いつもはにゃんにゃん言いながらすり寄ってくるのに、何故無言なんだろう。
ねこの名前を呼ぶと、ねこが顔を上げました。
口の端からなにかが見えます。え、動いてる?
ネズミの尻尾でした。
きゃあああああ!!!
絶叫した私に驚いたねこが、ぱかっと口を開けました。
ネズミが落ち、まだ生きていたネズミは、真っ直ぐ私の方に向かってきました。
ぎゃあああああぁ?!!!
もう大パニックです。
これ以上ないほど叫びたおした後、ネズミはどこかに消え、しょんぼりしたねこが残りました。
本当は、ねこが獲物を持ってきたら、ありがとうと言って受け取って、褒めてあげなければいけないのです。
分かってました。
分かってましたが、とてもそんな事を考える余裕は無かったです。
あー怖かった。
ごめんねねこ。